昔、祖母からよく言われた言葉を思い出します。
「着道楽だけには気をつけなさい」と。。。
昔の人が言うので間違いありません。
着る物は結局二足三文になるから出来るだけお金を使わない方がいいよという教えだと思っております。
じゃあ、今ならどうでしょうか。
色褪せたコート、すり減ったスニーカー、よくわからないバッグで地下鉄に乗れません。完全に不審者ですw
そうは言ってもユニクロのみではオッサーンで、テンションも上がりません。
なんで基本はリセールの高いブランドを選ぶか、スーツ系はいい素材のブランドを2、3揃えるのみにしてます。
長くなりました。ここからが本題です。
最近ゴローズいいなと思います。
ゴローズ自体はミーハーかもしれませんが、ゴローズなら、おじいちゃんになってもカッコいいでしょうし、いざお金が必要な時に換金性もあるからです。
また並んで買うってプロセスに愛着を感じます。
どうせおしゃれするなら、愛着のあるいいものを買いたいです。
ゴローズ公式HP
Goro's Harajuku Official | Tokyo
ゴローズですが、買い方が面白いです。
まずお店が原宿にしかありません。またネット販売もしてません。そして、あなたが原宿ラフォーレの向かいで11時に見る並びはゴローズなんです。
買うためのルール
- なんと並びの際、身分証の提示が必要です。人を雇っての並びを防ぐためでしょう。
- お支払いは現金のみ。転売を抑制するためでしょう。これはいいです。ロレックスもステンレスのスポロレはそうしてほしいです。
お店に入るまでの流れ
- 11時までに並び、お店の前で抽選を受ける
- 抽選に当選したら、お店の前で整列。抽選に外れたら、帰宅w。毎日200組前後並び50ー70番くらいまでしか入れないそうです。
- 13時にお店がオープン。番号によりに15時に再集合。お店の前ではいつも待つ人がいます。長い人で2ー3時間は当たり前です。
- やっとお店に入れます
店内での買い方
お店の中でも買い方が特殊です。なんと店員が客を選んで売るんです。まるで頑固職人のお店です。
- 1回の入店で買えるアイテムが1つです。
- 新規の方だとアイテムと一緒に写真をとる
- 引き出しアイテムという人気モデルがある。こちらもロレックスデイトナ同様、買えるのは都市伝説になっている感じです。
- 店員との関係性により買える可能性がある。何度も同じ店員へ話しかけたり、買えるコツがあるようです。
- 購入時、レシート、保証書がない
ロレックスとゴローズ
似ているところ
- 買うには店員との関係性構築が必要。またどちらも人気ブランドだけに、一見さんお断りな感じの接客ですね。
- ゴローズは引き出しアイテム、ロレックスはバックヤードアイテム。どちらも自分で在庫確認はできません。
- 入荷、在庫情報が一切不明
- どちらも塩対応。店員があっさりしてます。
ロレックスのいいところ
- 並ばなくていい。並ぶのはきついですねw
- 正規店が多い。まさに聖地巡礼ならぬ正規巡礼
- 一見さんでもレアモデルも比較的入手チャンスがある
- 外商ルートが使える。まあ、ほとんどの方は関係ないですが、ハイブランドならではでしょう。
ゴローズのいいところ
- 店員が客の顔を覚えている
- 1回入店で1アイテムのみ。お金だけではない、ゴローズ愛を盛り上げます。
- 支払いは現金のみ。転売防止に一役です。
- レシートや保証書がない。店員が買ったことを覚えていれば、レシートも保証書も必要ないですね。買取店も困るので転売抑制ですね。
転売対策
ゴローズは転売しにくい体制を作っております。優秀です。
- 特にまず現金で買うってのがいいですね。現金を用意するのって大変ですよね。ロレックスも200万以下のステンレスのスポロレモデルはそうして欲しいです。だってカードなら買って、1ヶ月以内に売れば、懐を傷めずにお金になりますもの。
- もしくはロレックスなら保証書の発行を2ヶ月後にして欲しいですね。売る前にカードの支払いが来るので、ちょっとした転売対策になるでしょう。
売り方も含めて、ゴローズってある意味洗練されてると思いました。
日本ロレックスは転売対策にもう一工夫必要ですね。